所有してきたバイクについて

その他

SUZUKI GSX1300R 隼R

GSX1300R隼

私が初めて乗ったバイクがSUZUKI GSX1300R。1999年式の初代隼です。画像で残っていたのはこの画像だけでした。もっと写真を撮っておけば良かったです。中古で購入しました。バイクというものをあまり知らず、とにかく速いバイクに乗りたいという思い一心で購入しました。

ただ、このバイク購入した時から調子が悪く、特に3速にシフトを上げると、エンストする現象が度々出ていました。走っていてエンジンが急に止まるはとても怖かったです。購入したバイクショップでは改善されず別のショップで何回か見てもらい、考えられる対策を取りましたが、結局のところ、原因がわからず、改善できませんでした。

隼には4年間乗りましたが、あまり良い記憶はありません。ビビリミッターのおかげで安全運転。隼の名前には程遠く、雀くらいの走りをしていました。

SUZUKI GSR750

ソロツー(秋田)

隼の次に私が乗ったバイクがSUZUKIのGSR750でした。このバイクは隼からの乗り換えということもあり、とても軽く、とても扱いやすいと感じたバイクでした。

隼では行かなかった、ロングツーリングや一人旅に出かけるようになりました。バイクってかっこいいとか、速いとかの価値基準で選ぶことも多いと思います。だんごむしもそうでした。

ただ、速いだけじゃなく、軽いとか、足つきがいいとか、長時間乗っても疲れないとか自分の技量や使い方に合ったバイクに乗ることも大事なんだと教わったバイクです。経験的に隼を乗りこなせる技量が足りなかったんだと思います。GSRも乗りこなせていなかったですが。

今もし最初の隼があれば違った感覚で乗ることができるかもしれません。

千葉

GSRで市街地、山、ツーリング、サーキットと色々なところに行きました。本当に良いバイクだったと思います。不人車?だったのか、当時、同じバイクに乗っている人をあまり見かけなかったのでそれも良かったかもしれません。

燃料もレギュラーガソリンで、一定速度で走ると燃費もかなり良かったです。山形市内から東京までノン給油で走り切ったこともありました。

だんごむしはSUZUKIのファンではないのですが、偶然、隼、GSRと2台続けてSUZUKIだったので、よく鈴菌感染者だと言われていました。まぁ、今思うとKAWASAKI、YAMAHA、HONDAとある国産メーカーからSUZUKIを2回連続で選んでしまうあたりそうなのかもしれません。懐かしいです。

SUZUKIのバイクは時たま首を傾げてしまうようなデザインのバイクがありますが、そこが見ようによっては個性的で格好いいと思ってしまいます。まだ、鈴菌感染中かもしれません。

ロマンティック街道(群馬)

YAMAHA SEROW

次に乗ったバイクが セロー。GSR750との2台所有となりました。バイクに乗ってツーリングに行く機会が増えると、ツーリング先や、SAなどでオフロードバイクに乗っているライダーを見かける機会が増えました。

最初はオフロードバイクには全く興味はなかったのですが、オフロードバイクの画像、ブログ、Youtubeを見るようになり、自分も舗装されていない道や、どろんこ道をどうしても走ってみたい!と興味を持つようになりました。

GSRもさほど乗れていなかったため、2台所有はどうかとも考えましたが、千葉テレビの週刊バイクTVの末飛登さんがバイクに乗らずに何の人生だ!と仰っておりました。その言葉に後押しされ、自身の願望を抑えられず購入しました。

ガレージ前

セローに乗ってみて感じたのは、何と言っても車体の軽さと足つき性の良さ。身長165cmで足が短めの私は、今まで両足でバイクを支える際はどのバイクもつま先だちでした。セローはというとベタ足とまではいきませんが、ほとんど足の裏が地面につきます。これだけでも安心感につながります。仮に転倒させても軽いので大量に荷物を積載していなければ簡単に起こせます。

また、燃料は9リットル程度とあまり入りませんが、満タンで350キロくらい走行できます。一般道での超燃費走行なら400キロの走行も可能だと思います。

そして、スピードが出ないので100キロ制限の高速道路でならスピードオバーで検挙されることはまずないと思います。そう言った面からもお財布に優しいバイクです。

私のセローは最高速135キロがやっとです(サーキットで)。荷物やカスタムで重さが増えるとそれだけで速度に影響します。高速道路で調子こいて追い越しかけると、加速しないので後続車に煽られてます。

福島県

YAMAHA MT10SP

ガレージ前

そして今所有しているバイクがYAMAHAのMT10SPです。GSR750からの乗り換えで購入しました。GSRもとても気に入っていましたが、乗っているとどうしてももっと大きい排気量のバイクに乗ってみたいと思うようになっていました。また、トラクションコントロールや電子制御のサスペンションにとても興味を持っている時でした。GSRはABSだけだったので。

ちょうどMT10が発売されて1年目くらいだったと思います。悩みに悩んで購入を決めました。

最初に乗ったのはサーキット走行会へ行く朝でした。バイクショップからは、慣らしは行きの高速道路でという訳のわからない説明でバイクショップから出発。それが初乗りでした。高速に乗って仙台まで約400km、到着後すぐサーキット走行。どんな慣らし運転なんでしょう。

200万円もするバイクでましてや初乗りだったこともあり、体はガチガチでとても緊張したのを覚えています。ただ、少し経つと緊張もほぐれ、最初の休憩のSAに着く頃にはだいぶ慣れていました。心配したのは慣らし運転中のバイクのこと。回転数を上げられない私。そんな私のことなど気にする気配もなく、皆様いつものペースで走っていらっしゃいました。ついていくには回転数は無視するしかない。私は途中から所詮こんなもんだと諦め、気にせず走りました。帰ってきてすぐエンジンオイルを交換したのはいうまでもありません。

サーキットへ向かうSA
2台でツーリング

MT10に乗り始めて約3年、GSRに比べ燃費は悪いし、夏は暑い。ただ、それに変えられないくらいの充実した装備。自分の運転がうまくなったかと思わせてくれるバイクです。特にトラクションコントロールには多分何回も助けられていると思います。気のせいかも知れません。これまで何回かひやっとした時がありましたが、バイクは普通に体制を維持してくれます。おそらく、トラコンがないバイクに乗っていたらスリップして転倒していたかも知れません。今のバイクって本当にすごいと思います。

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