5月1日は東京から高知への移動で宿にたどり着くことで精一杯でした。翌日の5月2日からいよいよ高知県を走ります。明日からは連休になるので、大変な混雑が予想される四国カルストに先に行くことに決めていました。四国カルストに行く前に、四国で一番見て見たかった天空の林道に行くことにしました。
宿から天空の林道への入口、中津渓谷へ向かいました。高知市内から大体1時間30分程度です。
地図の中津明神山まで登ります。地図では距離的に短いようですがかなり距離があります。途中、吾川スカイパークという広い野原に出ます。すごく緑が綺麗です。新緑の緑は本当に綺麗ですね。
吾川スカイパークからさらに登ります。林道以外は頂上まで舗装されているので普通のバイクでも上がっていけます。多少落石や木の枝が落ちていましたが、オンロードタイヤでも問題ありません。
ただ、林道に入ると大小の砂利道になります。ここはオンロードタイヤでは厳しいです。
奥に見えるのが林道です。見にくいですが。
林道に入ってすぐのあたりはこの程度の砂利道です。もっと奥に入ると少し大きな石がゴロゴロしているところがあります。道も細くなり最後まで行くと行き止まりでした。
写真を撮りましたが、林道から見る壮大な風景は写真では表現しきれません。実際に行って見た人しかその風景は見れないです。是非機会があれば頂上まで登って見てください。林道に入らないのであればオンロードタイヤでも登れますので。
次の目的地、四国カルストへ向かいます。連休ともなるとかなり混み合うらしく平日に訪れることにしました。カルストとは石灰岩の岩が侵食されあちこちに点在している景勝地のことをいいますが、四国カルストは四国と高知の県境にある日本3大カルストの一つです。もう一つは山口県美祢市にある秋吉台、最後に福岡県北東部、北九州市周辺に広がる平尾台です。3拠点とも位置的にさほど離れていませんね。こんな岩がゴロゴロしてます。
平日でしたが、連休の人もかなりいたようで車、バイクで大混雑でした。連休に入ったらどうなってしまうのか。ここは牛が放牧されていて、近くで牛さんを見ることもできます。癒されます。この写真を撮影していた時間は14時。そろそろ宿に帰る時間です。宿は連泊で昨日と同じホテル。ここから2時間程度かかりそうです。早々に帰路に着きます。ただ、欲が出てきて、折角なので宿から近い桂浜も観光してから宿に帰ることにしました。
桂浜に着いたのは17時近く、駐車場にバイクをとめ観光しました。夕方だったので観光客もまばらです。ここには水族館や龍馬像もあります。
宿に着いたのは18時半頃、2日目は高速を使わず下道だけだったので264kmの走行でした。2日で1126kmかなり走ったと思います。
夜は昨日と同じよさこい食祭 楽屋さんへ。昨日は塩だったので今日はタレ。タレも美味しい。バイクに乗って地方に来て地元の美味しい食材をいただき、お酒を飲む。この上ない幸せなひと時です。
翌日は高知を離れ、四万十川を見て、石鎚スカイラインを走って、宿泊地愛媛東温市に向かいます。
一夜明け、高知市内を離れ四万十川へ向かいます。四万十川には高速で向かいます。四万十川には2時間程度で到着。実は四万十川に来たのは2回目。10年以上前に車で訪れたことがあります。今回はバイク。車で渡った沈下橋をどうしてもバイクで走りたっかったからです。
ここは三里の沈下橋。車でも渡れます。四万十川にはこういった沈下橋がいくつもあります。沈下橋とは、川が氾濫した際、流木などが引っかかり、橋が壊れないように欄干をあえてつけていません。皮が増水すると川の中に沈みます。そうすることで箸が壊れにくくしているんです。人間の知恵ってすごくないですか?この沈下橋渡りましたよ。車で通った時は緊張しましたが、バイクはそうでもなかった。楽しかったですけどね。
しばらく、四万十川の側道などを走っていて、川沿のトイレでバイクを止めた時、なんか違和感を感じました。バイクを見るとなんかスタンドの先端がおかしいことに気がつきました。変な方向を向いている。高さ調整用のスタンドの先端のネジが緩み、クルクル回る状態に。完全にテンパってしまいました。とりあえずバイクを川沿いの壁に立てかけ、スタンドの下から覗いて見ると開口があります。おそらく、ここだな。バイクショップに電話をして状況を説明したら、やはりそこが原因でした。ただかなり奥にボルトがあるので、Tレンチでないと締められないとのこと。私の工具では短すぎて届きません。ショップから、ガソリンスタンドに工具があるかもしれないと言われ、ガソリンスタンドに向かいました。ただ、スタンドにあったTレンチはサイズが合いませんでした。今思うとJA系のスタンドだったからかな?仕方ないのでビニールテープで補強しました。多少心許ないですが、かなり安定しました。結局この後3日間ビニールテープの応急処置で逃げ切りました。
スタンドで応急処置をして、次の目的地石鎚スカイラインに向かいました。山頂はバイク登山客で賑わっていました。時間は16時くらい、登った道をそのまま降りて愛媛の宿に向かいました。
石鎚スカイライン | 松山市公式観光情報サイト|四国松山 瀬戸内松山 (matsuyama-sightseeing.com)
2日間で高知を巡りました。少し駆け足で高知を走りました。室戸岬、足摺岬には行けませんでした。あと1日あればもっと高知県をゆっくり見たり走ったりできたと思います。
次の日は愛媛しまなみ海道で四国を離れ本州に戻ります。それはまた次のブログで。
最後までご覧いただき有難うございました。
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